以前、「運」がいい悪いについて、記事としました。
物事の価値を都度見極め、選択をしていくという考えで、本能にまかせた判断ではなく、一呼吸おいて、「価値」を考えて行動する、という事です。
今回も、シンプルに「運」について考えます。
一日の判断の回数
価値を見極めて・・なんて書きましたが、実際はなかなか決められないことが多いと思います。
しかし、人間は、1日あたり、約1万回の判断を行い、決定し、生活しているようです。これは、色々な文献や、ネットにて出ている情報です。回数にばらつきはありますが、予想以上の数字だとおもいませんか?なぜなら、こんなにも多くの決断をしている実感がないからです。ほとんどが、今までの経験や、習慣に基づいて自動的に・無意識に判断・決定が行われています。
体が・本能が記憶しているのです。
選択において考えること
「価値」に視点をおいて、物事を決めていく方法というのは、ほとんどが意識的に行う事です。無意識では、「価値」を感じるまえに決定してしまします。
無意識に自分の本能が決定していくので、1日1万回以上の選択ができるのです。
一日=24時間=1,440分=86,400秒 なので、8秒に一回は選択しています。
さらに、睡眠時間を考慮すると、4~6秒に1回は選択を行っています。
すごいスピードです。これが、本能と習慣による自動化の速度です。
これだけの処理を行っているなかに、「あれはどうしよう、これはどうしよう」と考える時間はあるのでしょうか?迷いとは、ほとんどが決め手にかける事案について、出てくるものです。
要は、どちらにすればよいかわからない 状態です。
そして、単純に どちらにしてもかまわない事ともいえます。なぜなら、決め手に欠けている上、どっちもほぼ同じ条件であり、いわば天秤がつりあっている状態だといえます。
なので、こう考えましょう。「どちらでもいい、迷った時は直感」と。
どちらがいいかなんて、結局 検証が不可能です。
自分という人間が二つに分かれてそれぞれの時間を生きればわかりますが、どちらがよかったかなんて、検証は絶対不可能です。
無駄を排除することが一番重要
いつまでも、どちらがいいか迷っても、釣り合った天秤は片方に傾くことはありません。それだったら、この考えている時間、もったいないです。
前回「価値」について考えましたが、この悩んでいる時間については「価値」が低いといえます。
なぜなら、何も生産していないからです。何も価値を生んでいないからです。
迷った事のどちらがいいか答えはでない上、時間を消耗するという事です。
直感で選択したら
直感で選択した場合、不安がつきまといます。事実、みなさんもそうだと思います。
今まで、迷っていたことをどんどん直感で決めるのは、人によっては、バンジージャンプを台に立った瞬間即、飛び降りることに感じるかもしれません。
恐怖ですよね。
なぜこうなるかというと、結局いつまでも悩み、選択を決定したあとも悩み、結果が出たあともクヨクヨ悩んでいるからです。
では、どうすればよいか。
一回決めたら、自分を信じて全力投球!
そうすれば、途中で悩むことも、結果を悩むこともありません。全力でやった、という結果と経験による自信がついて、あっちが良かったなんて思うことはありません。
だいぶ、訓練が必要なことだと思います。
でも、後から考えた場合、中途半端でやった事よりも、全力でやったことの方が後悔って少なくないですか?
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最後に
悩む事自体は、悪いことだと思う必要はありません。悩む時間を少しでも短縮し、天秤が釣り合った!と思ったら、あとは直感です。
そして、自分で決めたことに全力で取り組む。
小さなことでも、訓練することで、いつかは実を結びます。
日々、1万回も無意識で決定しているんです。いまさら、1個や2個の悩みなんて、ためしに即直感で決定でもいいのではないでしょうか?
まずは、簡単なことから行って、自分を訓練してみませんか?