人見知りな自分がいやだ 人間嫌いでコミュニケーションが苦手だ と思っている方に、そのままでイイ という考え方をお伝えします。
- 人見知り 人間嫌い どうすれば
- 人見知り 人間嫌い 何?
- 平均 標準化の意識
- 集団生活の中で思うこと
- 本来の自分自身のスペックとは
- 物差しの種類を間違えると
- 何がそのままでイイのか
- 相対評価 絶対評価
- 人見知り 人間嫌いの解消
人見知り 人間嫌い どうすれば
どうすればいいかというと、「そのままでイイ」んです。
とはいえ、インターネットで検索したり、この記事にたどり着かれた方は、そうは思っていないでしょう。
人見知りを改善したい 人間に興味を持ちたい という考えをお持ちだと思います。
少しでも、人見知りだ 人間嫌いだ と思った方は、原因究明や対策を見つけるため、いろいろ検索されたかと思います。
ラジオ人生相談でおなじみ 人間研究の大家である、加藤泰三先生
性格リフォーム専門家で、よくコンビニの書籍コーナーに置いてある 心屋仁之助先生
あるいは、仏教の・お釈迦さまの教え など、私はいろいろな書籍・文献を読みました。その結果、読んでいるときは原因がわかり、こうすればうまくいくという方法も教えていただきました。それら小さな知識の積み重ねと習慣化が、今の自分を作っていると思います。
その結果、今にして思えることは「そのままでイイ」です。
人見知り 人間嫌い 何?
どうすれば人見知り人間嫌いが解消できるのかについて、解いてある文献・情報はたくさんある中、検索する人も見落としがちな事として、人見知り 人間嫌い ってなぜマイナスイメージなのか、という事です。
なぜ、マイナスイメージなのか、そしてなぜ改善しなければならないのかを自分自身の心に聞いたことはありますか?
改善する方法に興味、意識が行き、なぜ改善する必要があるのか、その意味を調べる事ってあまりないと思います。
改善しなければならない意味。それは、自分のまわりの環境への標準化意識です。
まわり馴染み、同じようにならなけばいけないという思いから、改善方法を検索したり、自己嫌悪に陥ったりしていくのです。
平均 標準化の意識
日本における標準化意識は、産まれてからすぐに始まります。
母子手帳に記載されている身長、体重なんかは、平均的な数値で標準化されています。
早産や、ちいさな体で産まれてきた子たちにあてはまらない場合があります。
4000gで産まれようが1500gで産まれようが、同じ0歳。しかし母子手帳は、3000g前後の標準数値にて記載がなされています。
幼稚園や、保育園では、割と寛容に育てられます。一部、運動や語学に特化した幼稚園・保育園があり、子どもの能力を専門的に伸ばす園もあります。
この時点では、いろいろな可能性を伸ばせるのですが、小学校、中学校という義務教育では、一律集団生活が求められます。
集団での生活というのは、規律・法律順守・義務教育と、これから成長した際の納税に義務について、勉強を行います。
高校も、一部の特化した学校を除き、公立高校では、まず小学校中学校の延長です。
私生活から、授業中、休憩時間 すべてにおいて集団が優先であり、徹底的に標準化を教育されます。これは、なにも悪いことではありません。求める内容が標準的な活動というだけで、今後社会に出ていくにあたり、知っておかなくてはならない事でもあります。世の中は、標準・法律・納税 にて成り立っているからです。重要な教育ですね。
集団生活の中で思うこと
人見知り 人間嫌い という意識は、だいたいこの小中高で芽生えてきます。
集団優先の生活となると、どうしても個人の意識・意見は全体を見まわしてからの行動、活動となります。
集団を動かせる、一部の人間を除いて。力がある、声が大きい、面白い、容姿端麗と、標準的なスペックよりも、比較的能力が高いと思わせる要素を持った人が、力を発揮してきます。
反対に、標準的なスペックよりも、比較的能力が低いと思わせる要素を持った人は、つつましく生活を送ることになります。
ここで考え方として間違えてはいけない事ですが、比較的能力が~というところです。
全体を見回して 標準を決め 平均値を決め そのラインより上か下かを決める事です。ただの比較です。
小中高では、すべての物差しが 比較の上に成り立っています。これは、まぎれもない事実です。
なので、必ず全体と比較して物事を決められるのですが、これは自分自身の評価ではなく、ただの位置表示にすぎない事なんです。
一個人の能力を測るのに使用している物差しが標準・平均値であり、自分自身のスペックとは何ら関係がありません。
ほんとただの位置表示です。
本来の自分自身のスペックとは
本来の自分自身の能力とは、産まれたときの自分と今を比較していく過程にて測るものです。
言葉を理解できる 意思疎通ができる 歩ける 走れる 重いものを持ち上げられる
より重いものを持ち上げられる 自転車に乗れる ・・・・等
昨日より今日 今日より明日 が、本来自分の見るべき能力です。
標準・平均の数値に騙されて見誤ってはいけません。ただの位置表示に使う標準・平均の物差しに騙されてはいけません。
例えば植物の成長を、ほかの植物と比較しますか? 生育の環境を調べるためならあります。土があっていないのか、日当たりが悪いのか、水の量に差が出ているのか・・・等
ただ、生育状態に関しては、個々の植物を観察します。 葉っぱの数、実の量、色味のつきぐあい、花の状態。
2種類の物差し
①全体の標準・平均数値の物差し・・・環境、状態の把握
②個体の時系列上の変化数値・・・個体・個人の成長把握
物差しの種類を間違えると
物差しの種類を逆にして間違えて使うと、どうなるか。
①標準平均物差しで、個体・個人の成長を把握すると、意味もなく優劣がつけられます。
優がついても、劣がついても、どちらも心に毒です。
優が付くと、差別意識が芽生えます。より高みを目指し奮闘することもあります。
劣が付くと、ただただへこみます。周りの人たちをうがった見方でとらえます。
②個体の時系列物差しで、環境・状態の成長を把握すると、全くあてにならない数字がでます。時には、みんな頑張ったからみんな100点、みたいなことも起こりえます。
これでは、テストの意味もないですし、全体に指導・教育する方法が正しいのかもわかりません。
要は、この二種類の物差しがある社会において、使い方を間違えると、社会が悪くなる・個人の成長を妨げる という悪影響がでます。
冒頭・タイトルからの 人見知り・人間嫌い というのは、結果 物差しの使い方が間違ったか、今現在も間違っているか です。
何がそのままでイイのか
人見知りでも、人間嫌いでも、何がそのままでイイのか。
はい、単純に、あなたのそのままでいいんです。
ただ、使う道具を適切に使ってくださいという事です。
なにも頑張らなくていいです。
人見知りって、誰かとのコミュニケーションの時に①標準平均物差し、を持ち込んでいる人です。②個体時系列物差しを使ってください。
他人と自分を①物差しで比べるから、怖くて話しにくいんです。
あなたと他人は別人です。そして、お互いがお互いを操作できません。比較する対象ではないのです。
②物差しで、測りながらコミュニケーションをとると、面白いですよ。相手のことを尊重できるし、自分自身も尊重できます。お互い、日々成長していることを共感することもできます。
人間嫌いって、これも①物差しをつかっていますね。②物差しをつかってください。
好きでも嫌いでも、どっちでもいじゃないですか。あなたは、自分の能力を②ではかりながら、日々こつこつ成長していってください。
自分が嫌いだから、相手も自分を嫌いだろうと思わないように。
相手が自分を嫌いだとしても、自分は自分、相手は相手。同じ人物ではありませんので、どうぞ、相手の成長を見守ってください。自分はコツコツ日々成長していきましょう。
上手に、成長していっている人を見つけたら、ぜひコツなんかを聞いてください。面白いコツ、有益な情報を教えてくれるかもしれません。
相対評価 絶対評価
社会に出ると、小中高にて培った集団能力をベースにしながら、いきなり個性を求められます。そして、自分自身での積極的な活動を。いつまでも小中高のような集団生活に馴染んでいると、「ここは学校じゃネーンダゾ」と怒られます。
自分がどうやって、世の中に価値を生み出していくのかを問われます。
だれかと比較している場合ではありません。日々自分の能力を高め、効率よく価値の生産を行う必要があるからです。
効率よく仕事を行い(仕事を片付け) 高い生産量(給料)をあげましょう。
①の標準平均物差しは、社会で言う 相対評価 です。社員の中での、位置関係を表します。自信の立ち位置の確認に使いましょう。
②の個体時系列物差しは 社会で言う 絶対評価 です。社員の入社から比べた、能力の成長具合を表します。語学や、パソコンスキルの成長に使いましょう。
人見知り 人間嫌いの解消
社会に出るときに、2つの物差しの使い方をマスターできていなければ、自分自身が大変になります。自分の能力に迷い、効果的な改善策も考えられずに苦しみます。
人見知りと人間嫌いの発生する原理原則を知って、2種類の物差しの使い方をマスターすれば、自然と、自信の能力に自信と理解が生まれていきます。
人見知り・・・相手の心を、まず思いやれる優しい人
人間嫌い・・・自分の時間を大切にし、切磋琢磨できる人
と思えるときがくるでしょう。