一流に触れて運を体に染み込ませることで、運を上げていきましょう。
どういうことか解説していきます。
一流は「面倒」で 三流は「お手軽」
日頃から一流に触れている人は運が良くなります。
美術品や宝石、骨董品などの目利きになるためには、「ひたすら本物を見る」ことが重要です。
本物だけを見続けていれば、あるとき偽物が視野に入ってきたときに、ぱっとわかるようになります。逆に、偽物をたくさん見ていると、目がそれに慣れてしまって、本物との違いもわからなくなります。
なので普段の生活においても、意識的に一流に触れ、本物がわかるようになれていくようにしましょう。
仕事において、一流は「面倒」で、三流は「お手軽」だと思いませんか?
飲食店でたとえますと、一流の料理人は丁寧に出汁を取ったり、素材に下味をつけたりと、地味な作業を繰り返します。前菜の小鉢に、手間のかかったものを出したりします。そのすべての工程を見ると気が遠くなるほどですが、ずっと一流料理人のもとで働いてきた人にとっては、それは当たり前のことです。
一方、三流料理人は化学調味料や、すでに半調理されて、レトルト化された食材を活用し、お手軽に料理を作って提供します。
三流の料理人が、一流になりたくても、「一流の仕事はめんどくさい、面倒なことをしたくない」と映ってしまいます。
そういう思いになってしまうのは、「面倒くさいことはしたくない」と思っている料理人に囲まれて育ったからです。
もし、一流の先輩が面倒なことをコツコツ行う姿を見ていたら、自然と面倒なこともあたりまえのようにこなせたでしょう。
一流の客と、三流の客はここが違う
三流の料理人の飲食店に一流のお客様が行くことはないでしょう。だから、「化学調味料が濃く、全然おいしくない」と指摘してくれる人は現れません。
ふだん来店されるお客様は、それが当たり前だと思っているので、「味が濃くてうまい」くらいの評価です。
ふだんのお客様が、厳しく指摘することもないので、三流の料理人は、油断して料理を工夫しようとは考えないままです。
逆に、三流の飲食店に慣れている人が、一流の飲食店の料理を食べたら、「味が薄くておいしくない」だとか、醤油・ソースをかけて食べるかもしれません。
一流のお客様が、三流の飲食店で食べることがあれば、前述したとおりで三流だとすぐにわかるでしょう。
普段から一流に触れる
運気をアップするには、ふだんから一流の物・人に触れることです。
一流の飲食店でも、高級百貨店でも、美術館でもいいでしょう。
期会があるのなら、お客様の社長や、一流の仕事を心がけてる人に会ってみましょう。
一流の接客やサービス、考え方に触れることができます。それらを知ることができます。
高いだけがいいとは言いませんが、素敵なモノ・サービス・人に触れることで、あなたの中の何かが触発されます。
一流のものは、心地がいいのです。
その快適さを体で感じましょう。