自分のことを教えてくれたり、刺激をくれたりと、人々は他人がいてこそ自分自身を見つめることができるものです。
運を変えるのは自分自身ですが、周りの環境・人間関係も大いに関係します。
今回は、そのことについて解説します。
日常は普段の人付き合いで決まる
私たちの日常は、普段つきあっている人によって、決まってきます。
たとえば、サラリーマンとだけつきあっていると、なんとなく従業員メンタリティーが付きます。会話の内容も、上司の悪口だったり、会社の仕事をどうすすめるのか?といったことが多いでしょう。
同じ会社でも、一緒にいるのが役員クラスなのか、平社員なのか、部課長クラスなのかで話の内容は違ってくるかもしれません。
一方、自営業やフリーランスで仕事をしている人たちと一緒にいると、フリーの感覚になります。仕事をどうやってもらうのか、ギャラがいくらなのか、どの会社が支払いがいいか、といった話をしているかもしれません。
実業家の人たちと一緒にいれば、会話も、投資・ビジネスモデス・海外進出・ゴルフ・トライアスロンなど、実業家の好きそうな話題になるでしょう。
主婦の場合は、その人たちのクラスによって話題が違うでしょう。たとえば、セレブ主婦なら、先週行ってきたドバイのエステの話、ホテルスイーツの話かもしれません。
普通の主婦なら、子供の話、パート時給の話、夫の話などかもしれません。
将来目指したい立場の人と一緒にいた方がいい
あなたが将来どうなりたいかによりますが、将来成りたい人と接点を持つべきです。
なぜなら、今の社会では、それぞれのグループの生き方、話題、話のテンポが全然違うからです。、あなたが今、本当に一緒にいたい人といなければ、どこかで違和感を持っているはずです。
自分が、大きな会社の経営陣になりたいなら、将来経営幹部になるグループと一緒にいるべきです。また、幸せな主婦になりたいなら、夫の悪口を言って盛り上がる人たちと一緒にいるべきではありません。
仕事より、家族や友人を一番にするタイプの生き方を選びたければ、平日の午後に家族でバーベキューを楽しんでいる人たちと友達にならなければいけないのです。
自分が本当になりたいグループに入ろう
しかし、一つ問題があります。 あなたが理想と違う生き方をしていたら、本来属したいグループの人たちとノリや話題があわないはずです。
最初は、そこを我慢して、うまく新しいグループに入らなければならないのです。最初は、自分は浮いているなあと違和感を覚えると思います。
しかし、その気持ち悪さ、気恥ずかしさに耐えなければ、あなたは一生新しいグループ、新しい自分、新しい人生に出会うことができないのです。
自分自身のなりたい形
前向きでポジティブで目標を持ってさえいれば、所属したい人間関係の人たちは、絶えず新しい人たちのために、席を用意してくれています。
逆に、そこが意地悪な人たちばかりのグループで、入りにくい場合は、そもそもそんなグループに入る必要はないのです。そんな価値がありますか?
勇気を出して、新しい人間関係に飛び込んでください!