運をひとにあげると、増えて返ってきます。
ここでいう運をあげるとは、誰かの為に何かをすること を言います。
なので、実際に物をあげる事のほかに、行動や気持ちもあげるということになります。
どんなに小さなことでも人の為に動くと、いつか自分にあげた以上のものが返ってくるというお話をします。
あげた運は、2~3倍になって返ってくる
運には、おもしろい性質があります。少しお金と似ているところがあります。
それは、運は、貯めることも、誰かに貸してあげたりすることもできるのです。
お金の場合は、貯めても使えば減るのですが、運は人にあげたからといって、その人の運が減ってしまうことはありません。それどころか、
あげた運は、時間差はありますが、将来、2倍にも3倍にもなって返ってきます。
運は、自分だけで抱え込まず、人とやりとりすることで、どんどん大きく育っていくのです。
運を人にあげることは、誰でも簡単にできる
では、運を人にあげる、貸すとはどういうことでしょう?
難しく考えることはありません。
あなたができる範囲のことを誰かにしてあげる。それだけのことです。
たとえば、人を紹介してあげることは、あなたの信用を貸すことであり、運を貸すことそのものです。
恋人募集中の人に、あなたの友人を紹介する。
社員募集中の経営者に、あなたの後輩を紹介する。
このとき、あなたは一円も使わなかったとしても、「あなたの紹介なら信用しよう」と思ってもらったわけで、あなたの信用を貸していることになります。
そして、その紹介がうまくいったなら、あなたは双方からとても感謝してもらえるでしょう。それが、あなたにさらに大きな運をはこんできます。
もっと小さなことでも、できることはたくさんあります。
自分が読んで感動した本を教えてあげる。
仕事が早く終わった時は、同僚の手助けをしてあげる。
友人の事業がうまくいくように祈ってあげる。
どんな小さなことでも、「誰かの為に何かをすること」は、あなたの運を増やすことはあっても、決して減ることはありません。
運は世代を超えて返ってくることもある
人にあげた運が時間差をともなったり、世代を超えるということもあります。
昔のことを覚えていてくれる人がいたり、親の時代の恩を子である自分に返してもらったり、人とのつながりは、お金以上の運をはこんできてくれます。
まとめ
物だけではなく、気持ち・思いや、自分の知識だけでも 今すぐに始められることなので、小さなことからやってみてはどうでしょうか?
将来、思いがけない形でお返しがかえってくるでしょう。